日本茶3種を楽しむ お茶づくしデートコース
玉露の生産が盛んな京田辺市と、煎茶の里として名高い和束町をめぐるドライブコース。禅茶に精通した一休禅師ゆかりの通称一休寺で抹茶を楽しみ、お昼ごはんには玉露を使う贅沢な茶そばを味わいちょっと休憩。再び車を走らせ、日本遺産の茶畑に見惚れた後は、お茶の淹れ方を学んで帰ろう。今まで飲んでいたお茶とは全く違う、旨味や甘味のあるおいしいお茶に出会える時間を。
所要時間 5時間
お茶の京都をドライブ
京田辺市 和束町
一休が晩年暮らした寺院で抹茶を味わう
JR京田辺駅から車で5分ほど。まずは、一休禅師が晩年を過ごした酬恩庵一休寺で、心静かに抹茶を一服。その後は、江戸初期の作庭家で文人の松花堂昭乗、佐川田喜六、石川丈山の合作と伝わる方丈庭園(国の名勝)を眺めよう。南庭、北庭、東庭の三面からなる庭園は、それぞれ趣が違う。
お菓子は2種類から選べる
抹茶と茶菓子セット1000円。和尚自ら仕込む一休寺納豆を使用した茶菓子は、落雁とクッキーから選べる。
車 10分
ランチは茶葉の旨味が活きる玉露そば
京田辺市内に茶園がある茶舗が運営するカフェへ。抹茶パフェやほうじ茶パフェといった、お茶メニューを追及したカフェメニューがある中、食事メニューとして玉露そばを用意。茶葉入りおにぎりとのセット880円をオーダーして、お茶を使うアイデア料理に感動して。
デザートまで茶葉づくし
相性を重視して選び抜いたダシも絶品の玉露そばに、おにぎりも玉露茶葉入りでデザートもお茶のゼリー。
車 40分
目に眩しいほどの美しい茶畑に癒される
お茶のことをもっと知りたいと、茶源郷と呼ばれる和束へ。標高 300m 程度の山々に茶畑が広がる地には、日本遺産にも登録され、山の急斜面に建てられた小さな家々と茶畑の美しいコラボレーションをみることができる。京都府景観資産登録第1号の石寺の茶畑はぜひ見ておきたい。
車 10分
自宅で手軽に楽しむ!お茶の淹れ方をマスター
最後は、見渡す限り茶畑が広がる和束町で、日本茶インストラクターから和束煎茶の美味しい淹れ方を学ぼう。美しい所作で丁寧に淹れることで「喉だけでなく心の渇きを潤してくれる」と話す先生の言葉に納得。
日本茶の本当の旨味を知る
いつも飲むペットボトルとは全く違う、まったりとしたふくよかな味で日本茶のイメージが変わるはず。